庇(ひさし)の必要性と役割

庇

庇(ひさし)はつけたほうがいいの?

近年のデザイン性の高い住宅では見栄えを重視し庇のない窓も多く見掛けるようになりました。
ふだん目立たない庇ですが、庇には重要な役割が隠されているんです。
庇をつけるとどんなメリットがあるのか。庇をつけないとどんなことが起こるのか。

今回は庇の必要性やその役割についてご初回いたします。

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庇とは

庇(ひさし)
家の窓や出入り口など、開口部となる部分の上に取り付けられる小型の屋根を指します。
同じ屋根でも建物の壁から屋根が突き出ている部分を「軒」といい、それ以外の小さな突き出しを「庇」と呼びます。

庇と軒

出典:http://www.ihb.co.jp/examples/y5-4-mukuyuka-go/org/04.jpg http://www.e-jc.info/wp/wp-content/uploads/2016/02/%EF%BC%A8%E5%BA%879-001.jpg

庇の種類

日本建築では主に2つの庇の種類があります。

陸庇(ろくひさし・ろくびさし)

陸庇

出典:http://www13.plala.or.jp/yuniace/m.html

主にモルタル壁やサイディング貼りの外壁に取り付けられる。上辺の勾配はゆるく、下部が水平になっているのが特徴。ハネ出し・片持ちとも。

腕木庇(うでぎひさし)

腕木庇

出典:http://pds.exblog.jp/pds/1/200910/01/63/d0129663_202091.jpg

日本の伝統工法や、純和風建築でよく見られる庇。柱にほぞ穴をつくり、ほぞを差し込んで付けられた腕木に小さな桁(出し桁)を掛け、それを支えに屋根材を傾斜をつけて張る。

 

庇の役割

日光を防ぐ

直接日光が部屋の中に入るのを遮る働きをします。遮るだけでなく、日射量を調整する意味の役割もあり、夏が日を遮り、冬は日を呼び込むといった四季のある日本に対応した角度が計算されているものもあります。

雨を防ぐ

特に玄関など、人の出入りがある場所には、雨を防ぐ庇があると、とても生活しやすくなります。また、窓の上の庇は雨の室内侵入防ぎ、小雨であれば窓を開けることも可能にします。

雨音を防ぐ

台風や大雨の時など、庇がない窓や玄関には直接雨が降り注ぎます。特に風を伴った雨の場合、その雨音は安眠を妨害するほどの騒音になってしまうこともあります。隣家との騒音トラブルになってしまう可能性もあります。近年では窓上部にシャッター式の雨戸を収納するボックスに当たる雨音の騒音も相談が寄せられています。

汚れを防ぐ

街中のビルなどで、庇のない窓のサッシの角から、下に伸びるライン上の黒い汚れを目にしたことがあると思います。これはサッシに溜まった汚れが、雨によって流れ出した時の汚れ跡です。

 

庇の素材

木製庇

木製庇ヒバ材など。昔ながらの和風建築工法は木製が多い。

ポリカ庇

ポリカーボネート庇カーポートなどによく用いられる素材。軽く、加工が簡単。

アルミ庇

アルミ庇軽く、錆びない。また、耐久性や消音性にも優れています。

ガルバリウム庇

ガルバリウム鋼板庇キズが付きにくく、磨耗に強い特徴を持っています。

ガラス庇

ガラス庇耐風性・耐水性・施工性が良い。見栄えもするのでデザイン性の高い建物で好まれる。

  

 

画像出典:http://sankyojuken.co.jp/hisashi/index.html
画像出典:http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/yamatojyu-ken/cabinet/te/ykk/vec-fh-5.jpg?_ex=340×340&s=2&r=1
画像出典:http://roof-partner.com/wp-content/uploads/2015/01/f9a0aca8244b607dededb2965f96a966.jpg

価格の目安

屋根の素材 価格
木製庇 54,300円〜
ポリカ庇 63,000円〜
アルミ庇 15,400円〜
ガルバリウム庇 8,900円〜
ガラス庇 189,700円〜

※価格は参考価格です。工事費別、税抜き価格。

参照:http://sankyojuken.co.jp/hisashi/index.html
参照:http://www.kenzai-navi.com/main/kaiko/hisashi.html
参照:http://www13.plala.or.jp/yuniace/wafuu%20.html
参照:http://www.alfin.co.jp/catalog/index.html

画像出典:http://www13.plala.or.jp/yuniace/IMG_20151223_122230[1][1][1].jpg

 

まとめ

庇には重要な多くの役割があり、家を守っています。近年ゲリラ豪雨が本当に増えましたよね。強い雨風や、乾く暇なく長時間雨にさらされ続けると、屋根や外壁の痛みが早まります。

見栄えを重視して、庇のないデザインを選んだけれども、頻発するゲリラ豪雨に家の劣化が気になってしまうこともあるかと思います。庇は新築の際につけるのが一般的ですが、このような理由などで後から庇をつけたくなった場合、後付けタイプの庇を販売しているメーカーもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

庇をつけることが難しくても、塗装の劣化は塗り替えでメンテナンスすることができます。今は防水性や防汚性に優れた塗料も開発されていますので、庇がつけられない場合は、高機能な塗料でカバーするのも選択肢の一つです。

もし屋根や外壁に汚れや色あせなどの劣化を感じたら、早めに塗り替えすることをお勧めします。そのまま放置すると、家の内部まで水分が侵入し、家の構造部分を腐食させてしまう恐れがあります。

劣化が気になったらぜひイーヤネットにご相談ください。屋根塗装のプロが状態を診断し、適切なメンテナンスをさせていただきます。かんたん一括見積もりなら、一度に数社の見積もりを比較・検討できるので、一番おトクに塗り替え可能!もちろん見積もりは無料です。お気軽にご連絡ください!

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