瓦の雨漏りの原因を理解して1円でも安く修理するために知るべき対策

瓦屋根

日本は比較的雨が多い気候の為、雨の存在は身近なものになっています。

私達の生活と雨は、切っても切れない関係になっています。

その雨から生活空間を守るのが瓦屋根の役割なのですが、メンテナンスを怠ったりすると、雨漏りが発生してしまう事もあります。その原因として考えられるのは、瓦が正常な状態になっていない事です。

屋根は大切な家を守る役割をしています。しかし家の高い部分の為、住んでいる私達ではなかなか見る事が出来ません。

その為、屋根の劣化に気付く事は大変難しいのですが、2階の窓から屋根の状態を見る事は可能です。この様な方法で定期的にチェックしてみると良いかも知れません。

1.瓦が雨漏りの原因になる事例

  • 瓦が割れている状態
  • 瓦がズレている状態
  • 瓦と瓦の繋ぎ目部分(漆喰)が剥がれている状態

主な現象として挙げられるのは以上の3点です。

その中でも今回は瓦が割れている状態と瓦がズレている状態になってしまう主な原因とその修理方法についてお伝えしていきます。

2.瓦が割れてしまう原因

瓦が割れてしまう主な原因としては、瓦を野地板に固定する際に使用した鉄釘にあります。

この鉄釘が雨や湿気の影響で徐々に錆びていき、留め付けている鉄釘が膨張し、瓦の釘穴に力が加わり、瓦が割れてしまうのです。鉄釘が主流だった築30年以上前の家でよく見られます現象です。

築15年程の比較的新しい家では、鉄釘ではなく、ステンレス釘という錆びない釘が使用されている為、釘の膨張で瓦が割れる心配はありません。

しかし、釘の膨張による瓦の割れの心配は無くても、台風などで飛来物が衝突した衝撃で瓦が割れてしまう事もあります。

そしてその割れた部分から雨水が入り込む事により、雨漏りに繋がってしまうのです。又、瓦の重なっている部分で割れてしまった場合は、表から見えない為、気付かない場合があります。

気付いた時には屋根全体の大掛かりな工事が必要になってしまったとならない為にも、定期的に業者に依頼をして、屋根の点検をしてもらう事をお勧めします。

3.瓦がズレを起こす原因

古い工法で瓦が施工されている場合は、瓦がズレてしまう事がよくあります。

それは何故かと言うと、昔の施工方法は釘を使って留め付けを行っていない「土葺き工法」だった為、土の接着力だけで瓦を支えていたのです。

その為、その土が歳月と共に痩せてしまい、結果的に瓦のズレが起きてしまった訳なのです。

この「土葺き工法」も今現在では大分減少しています。

減少したのは「関東大震災」と「阪神大震災」が大きなキッカケだったと言われています。

関東大震災当時の瓦というのは、殆どが「土葺き工法」でした。

先程もお伝えした通り、この「土葺き工法」は瓦を留めない工法であり、経年により土の耐久度が低くなる為、瓦が非常に落ちやすくなります。

この為、多くの家から瓦ずり落ち、多大なる被害を招いたので、その後、関東では葺き土を使用しない「引掛桟工法」が主流になっていきました。

所変わって関西では、まだ大きな地震が無かった為、しばらくは台風対策と断熱性を得る為に土葺き工法が使用されていましたが、阪神大震災により、関東大震災と同様の瓦屋根の倒壊が多く見られ、土葺き工法の屋根が減少していくキッカケとなりました。

瓦のズレが酷くなってしまうと、下地がむき出しになってしまいます。そうなってしまうと、雨水が入り込みやすくなり、家の中に入って来て雨漏りとなってしまいます。

雨水は上から流れて入ってくるだけではなく、風の向きによっては下から上に駆け上がる様に吹き付ける事もあり、屋根の内部にまで入り込んでくるので、油断が出来ません。瓦の割れもズレも屋根からの注意信号なのです。その信号を見逃さないでください。

4.瓦の割れの修理方法

まずは割れた瓦を撤去します。

瓦を抜く際にはバールで持ち上げれば簡単に抜く事が出来ます。

そして瓦を抜いた部分に新しい瓦を差し込みます。上と右の瓦を1枚持ち上げて、下から押し込むと、カチッとハマるので簡単です。

しかし、瓦が規制の大きさに合わない場合は、瓦を削って大きさを合わせなければならないので、手間が掛かってしまいます。

5.瓦のズレの修理方法

まずは、瓦のズレている部分をめくります。めくった状態で下地の状態を確認します。下地材の状態に雨の影響が出ていなければ、そのまま瓦を並べ直して終了です。

もしも瓦のズレている部分から雨水が入り込み、屋根の下地材の劣化が激しい場合には、広範囲を広げてめくり、下地にルーフィングなどの防水補強を行い、その後は瓦を並べ直して終了です。

この様に、ご自身でも簡単に出来る修理方法を挙げさせてもらいましたが、簡単な修理にしろ、屋根の修理というものには危険が付きものです。

梯子に登り修理を行うと言う事は、私達素人が気軽に行ってはいけない程、危険な作業なのです。梯子に登り慣れているプロの業者の方ですら、落下事故を多く発生しています。

ここは安全の為にも、プロの業者に依頼して現在の屋根の状態を確認してもらいましょう。屋根の修理の為にあなたが危険なリスクを負う必要は無いのですよ。

まとめ

瓦は屋根材の中でも非常に耐久性の高いものです。

しかし、それは正常な状態でこそ発揮する力であり、修理が必要な状態にも関わらず、気付かずにいると、見えていない部分が劣化してしまい、大掛かりな修理が必要となってしまいます。

この様な事にならない為にも、瓦の異常を早期に発見する事が大切です。

早期に発見する事が出来れば、軽い修理で済みます。病気と一緒で早期発見早期治療が一番なのです。

屋根は家の心臓部分と言っても良い程、大切な部分です。

ほんの些細な異常でも気づいた段階で、早期に対応する事をお勧めします。

その際には、決してご自身で修理をしようとせず、業者に依頼してくださいね。

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