アンテナの正しい設置方法と設置箇所別のメリットとデメリットを解説

屋根にアンテナを設置する際、一番気になることは“屋根に穴を開けなければならないのか”という事だと思います。

この記事では、アンテナの適切な設置方法、気を付けなければならない点、設置費用など、アンテナに対する疑問を一気にご紹介していこうかと思います。


1.アンテナの設置場所

アンテナは屋根・壁に取りつけることが可能で、どちらの設置箇所にもメリット・デメリットがあります。

 1-1.屋根にアンテナを設置する場合

屋根にアンテナ

出典:http://www.hi-net.zaq.ne.jp/kaname/dscf00999.jpg

1-1-1.アンテナを屋根に設置するメリットとデメリット

メリット
  • 高さを高く出来る(障害物や感度を上げるのに最適)
  • 風に強い
  • 長持ちする
デメリット
  • 建てる費用が多少高額

1-2.外壁にアンテナを設置する場合

壁面にアンテナ

出典:http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/84/0000013184/83/img7f490ee8zik5zj.jpeg

1-2-1.アンテナを外壁に設置するメリットとデメリット

メリット
  • 強電界・中電界なら壁取り付けで十分
  • 取り付け費、交換費が比較的安い
  • 点検がしやすい
デメリット
  • 高感度の大きなアンテナが付けられない
  • 取り付けベースの寿命が短い

最適な設置箇所をご紹介しましたが、電波状況というのは住宅によって異なります。

小型アンテナで低くても映る地域でしたら壁面取り付けでも問題はないでしょう。しかし、土地に余裕がないと、隣家によって電波が遮られる・屋根よりも寿命が短いなどの事を考慮すると必然的に屋根に取り付ける住宅が多くなるのはそのためです。また、しっかりと付けたい方でしたら屋根の上がお勧めです。

上記の設置箇所はあくまで目安ですので、壁や屋根など、十分な受信レベルがある箇所への設置をお勧めします。

2.アンテナの設置方法

アンテナの設置方法にはいくつかの種類があります。

どの方法を選ぶのかは、その住宅の電波状況に応じて異なりますので、気になる方は一度業者に確認してみるといいと思います。

まず、最近では地デジアンテナが主流で、どの住宅にも設置されているアンテナで、地デジアンテナの設置方法で最も取り入れられている工法は“屋根上設置”になります。屋根上設置は、電波状況が多少悪くても、他の方法よりも綺麗な映像が見られるというメリットがあります。

また、屋根も壁も、アンテナを付ける際は必ず穴を開けて設置します。中には、お家に穴を開けることを嫌がる方も多くいらっしゃいます。確かに、設置するのとしないのでは、設置しない方が住宅にとっては良いことですが、TVなどが生活の一部と化している現在では、アンテナを設置しないと困りますよね。 穴を開けて設置することに変わりはありませんが、きちんとした設置方法であれば、穴を開けたからと言って住宅に大きな負担をかけてしまうことはないので安心して良いと思います。

 3.アンテナ設置工事の費用相場

アンテナ工事 費用相場

出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/034/05/N000/000/000/125940140642016124624_IMG_0609.JPG

意外と知らないアンテナ設置の相場を業者別に調べてみました。

3-1.家電量販店

約10.000円~40.000円

地デジアンテナ、BS、CSなどアンテナ種類によって金額が変わります。また、電波の弱い地域では、ブースター工事が必要になります。

3-2.専門業者

約11.000円~40.000円

3-3.ホームセンター・地元の電気工事業者

ホームセンターや近所にあるような電気屋さんの費用相場につきましては、そのお店によって大幅に異なるため、電話などで確認することをお勧めします。また、近所の電気屋さんですと、格安で請け負ってくれることもありますので近くにありましたら問い合わせてみるのも良いと思います。

まとめ

「アンテナを設置する」という単純な工事にもいくつかのルールが存在します。大切な住宅に穴を開けるわけですから、きちんとした方法で設置してくれる業者に依頼したいものです。業者を選ぶ際は、疑問に思っていることを聞き、ご自宅に合った工法で設置しましょう。

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