屋根の代表的な7つの形状と後悔しないメリット・デメリットを全解説

屋根

屋根の葺き替え工事やカバー工法を行うにあたって、あなたのお家の屋根の形状を把握しておくことは重要です。

なぜなら、屋根の形状によって費用や適切な工事が異なるからです。

また、屋根の形状によって雨漏りのポイントが異なるので屋根のリフォームを検討する際は、あなたの家の屋根の形状を正しく把握しておくことが重要です。

そこで、この記事では8つの代表的な屋根の形状について詳しくお伝えします。

形状によってそれぞれ、特徴や最適な施工箇所、雨漏りが発生しやすいポイントが異なるので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.代表的な屋根の形状

 

屋根の形状
出典:ウツノミヤ板金工業

1-1.切妻屋根(きりつまやね)

屋根の最頂部(棟)から地上に向かい、2つの傾斜面が山形の形状をした屋根です。見た目として本を被せたような形状になります。

建築物の平面形状が四角形の場合、切妻屋根を用いると、2面だけで屋根が構成される為に、トーコストで雨漏りの心配が少ない屋根形状と言えます。

また、雪が積もりにくく、倒壊の危険が小さいという理由から、豪雪地帯などで広く採用されている。

1-2.寄棟屋根(よせむねやね)

寄棟屋根は日本の住宅で広く採用されている屋根形状です。

屋根の頂部の棟から、四面が勾配になっているのが特徴で、二つの三角形と二つの台形の屋根から構成される。

切妻屋根と比べると、雨仕舞いが良いとされているが、切妻屋根のように妻側の壁がないことから、小屋裏換気口を設けにくく、換気に注意が必要な屋根形状と言われています。

1-3.方形屋根(ほうぎょうやね)

方行屋根は背の低いピラミッドのような形をしている屋根形状です。屋根形状の種類としては寄棟屋根の一種となります。

寄棟屋根の一種ですが、寄棟屋根との違いは、寄棟屋根は、屋根頂部の棟を中心に勾配を形成していたのに対して、方形屋根は、棟ではなく、屋根の中止から屋根の中心から4方向に傾斜する屋根で構成され、横からみるとちょうど背三角形のとなります。

この方形屋根は日本建築で幅広く採用されていて、代表的な建造物として五重塔などがあります。

寄棟屋根と同様に切妻がない為に、屋根裏の換気に配慮する必要があります。

1-4.方流れ屋根(かたながれ屋根)

方流れ屋根は見た目のスタイリッシュさから、注文住宅やデザイナーズ住宅で人気の屋根形状です。

方流れ屋根の形状は傾斜のついた一つの面だけで構成されており、他の屋根形状比べ、オシャレな印象を与えることができる為に、人気です。

しかし、風の強い地域などでは、屋根の形状上まともに吹き付けられる為におススメできない屋根形状です。

1-5.陸屋根(りくやね)

りく屋根は主に、ビルやマンションなどで採用されてきた屋根形状です。

木造住宅には向かない為に、木造の一軒家では利用されることがありません、

一方で、鉄筋コンクリート造の住宅などは屋上庭園や屋上バルコニーとして陸屋根を採用している住宅は多いです。

1-6.入母屋屋根

入母屋屋根は古くからある日本の住宅に多く利用されてきました。

入母屋屋根の特徴として、上部は切り妻屋根、下部は寄棟屋根という形状になっている為に、重厚感や高級感を演出する特徴があります。

1-7.招き屋根

招き屋根の形状については、切妻屋根の一方の屋根面を長くして もう片方を短くした屋根のことを指します。この招き屋根は、屋根面の片側が急こう配で 片方の屋根上部に壁を作りますので室内空間が高くなります。そのためロフトや天井裏の物入れスペースを作りやすい屋根形状と言えます

まとめ

いかがでしたでしょうか?屋根の形状による違いや特徴についてご理解いただけたと思います。

屋根の形状によって雨仕舞いに違いがあったり、強風に弱かったり、違いがありますもしあなたが、これから新築を検討していたり、リフォームを検討している場合は是非参考にしてみてくださいね。

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