雨樋(あまどい)・竪樋(たてどい)にゴミが詰まった時の掃除方法!

雨どい・竪樋の掃除方法

落ち葉の季節や、台風の後など、雨どいにゴミが溜まってしまって雨水があふれている光景をよく見かけます。
でも雨どいの掃除って、具体的にどうしたらいいのかわかりませんよね。

今回はそんな雨どいの基本知識と、役立つ掃除方法についてまとめました。

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雨どいとは

  • 雨どい(あまどい)…軒先きで雨水を集めて、まとめて流す装置のこと。横とい。
  • 竪樋(たてとい・たてどい)…雨どいで集めた雨水を上階から地面へ垂直方向に流す装置のこと。

この二つの組み合わせで、家屋の雨水はうまく地面へ流れる様に工夫されています。
よく壁沿いに筒状や鎖状のものがついていますよね。

しかし、この雨どいは幅が狭いものが多いので、どうしても落ち葉などのゴミが詰まりやすく、定期的にメンテナンスしないと、いつの間にか雨水があふれて雨どい以外の場所から漏水しているなんてことになります。
放っておくと、思わぬ場所から雨水が伝って、家屋に水の侵入を許してしまうかもしれません。また、外壁の一部分に溢れた雨水が当たり続けると、塗装の劣化を早めてしまいます。こまめにチェックして、修理が必要な場合は早めに補修しましょう。

雨どいの効果

雨どいは、水(雨)の侵入によって住宅が腐食するのを避ける役割と雨が直接下に落ちる雨音の騒音防止効果があります。また、軒先から落ちる雨水によってできる溝や水たまりを抑える働きもあります。

《雨どいの効果》

  • 建物の耐久性を高める
  • 雨水による騒音を抑える
  • 建物周りの材質を守る

隣家が近い場合、雨どいの不調により、敷地への不要な水漏れや騒音を引き起こすこともありますので、トラブルを避けるためにも早めの修理を心がけましょう。

材質

1:塩ビ製品

塩ビ製

出典:http://www.helmanpower.com/images/shintomasu_003.jpg

塩化ビニール製品の雨どいは、価格も安く、種類が豊富です。他に比べると手軽な値段ですが耐久性には劣ります。近年は硬質塩ビの開発などで、その耐久性も増してきています。寒暖により伸縮があり、10mを超える雨どいを接合する場合は、伸縮継手を設けるとよいです。

10年前後で劣化によるヒビ割れやジョイント部分の外れなどがみられますので、壊れてしまう前に状態をチェックしておくと良いでしょう。

 2:非塩ビ系合成樹脂材製品

日塩ビ製

出典:https://sumai.panasonic.jp/amatoi/o_gata/lineup/aeroiron.html

最近では、リサイクルを考え、塩ビ製品よりも価格は上がりますが、再利用が利く非塩ビ系合成樹脂製品も人気です。

デザインにも凝った製品も多くあります。環境のことを考えて、あえて非塩ビ系合成樹脂材製品を選ぶのも良いでしょう。施工には、メーカーの基準があるので注意してください。

 

3:木系製品

木製

出典:http://www.amenomichi.com/_src/8579/image013.jpg

鉄素材が普及する以前の昭和頃までは、竹を利用した雨どいも普及していました。現在では一般家庭ではほとんどみかけませんね。お茶室や歴史的な建物には、未だにこの素材を使用した雨どいが使われているようです。

4:ガルバリウム鋼板製品

ガルバリウム鋼板製

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/asukevolks/16305825.html

金属製の中でもガルバリウム鋼板は防錆性が飛び抜けて高いので、雨どいとして好んで使用されます。塩ビよりは価格は上がりますが、金属製の中では耐久性が高いのに安価なので人気の素材です。

5:その他金属製品

銅製

出典:http://architect-sasahara.com/images/blog/images20110520165311.jpg

あまり一般的ではありませんが、合成軽量アルミ、ステンレス、銅などがあります。お寺などではよく、銅製のものが使用されていますね。

他にはメンテナンスが困難なビルなどで使用されています。一番丈夫ですが、施工の手間もかかり、値段が高いので一般住宅ではあまり使われていません。

雨どいの形

雨どいには素材だけでなく、様々な形があります。建物の雰囲気にあわせて雨どいのデザインを選ぶのも楽しいですね。

円柱型

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出典:https://www.monotaro.com/g/00695459/

一番よくみかけるタイプはこの円柱型。円柱は外からの力に強く、壊れにくいのが特徴です。また、ゴミも溜まりにくく、価格も安価なので、一番普及率がいいです。

角柱型

角形

出典:https://www.monotaro.com/g/00695460/

角柱型は、円柱型に比べて断面積が大きいので、排水能力が高いといわれています。角柱の四隅の角を切った六角柱や八角柱などもあります。デザイン性に富んだものが多いですが、その反面普及率の悪さから、ホームセンターなどでは修理部品の入手が困難な場合があります。

鎖型

鎖型

出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/0e/84f6f12f57e1721fe05ed2fbddf08784.jpg

純和風な日本家屋や、洋風の建物などでみることができるおしゃれな外見の竪樋です。その反面、排水能力は劣ります。風の強さによっては雨水がとばされたり、鎖自体が舞ってしまうことがあります。見栄え重視の雨どいになりますので、設置場所には十分注意しましょう。

 

雨どいの掃除方法

横といの掃除は、上部が開いているので比較的簡単に掃除できますが、竪樋の場合、その掃除方法に迷ってしまいますよね。
でも大丈夫!竪樋でも、ご自分で掃除できるようにきちんと工夫されているので安心してください!
実は縦といの下部は接着されずに、上にかぶせてあるだけなんです。なので、簡単に手で取り外すことが出来るんですよ。
雨どいの水の流れがおかしく、「雨どいが詰まってきたな」と感じたら、雨どいを掃除してみましょう。

雨どいの掃除方法

1:雨どい(横とい)を掃除する
まずは軒下の横に伸びる雨どいから掃除してみましょう。全体を見渡して、落ち葉やゴミが溜まっている箇所はほうきやトングで取り除きます。得に、竪樋との結合部分の網を塞いでしまうほどゴミが溜まっていると、そこから雨水が溢れてしまうので、綺麗に取り除きましょう。

2:水を勢い良く流してみる
もしベランダに蛇口があれば、ホースを伸ばして、接合部分から勢い良く水を流してみてください。軽度の詰まりであれば、雨水の流れでは流れなかったゴミが流れ出て、詰まりを解消できます。

3:竪樋を外す
それでも水はけが改善しない場合は、竪樋の詰まりが予想されます。竪樋の固定金具を外し、竪樋の下部を少し持ち上げて見てみると、サイズの違う筒状の竪樋が被せてあることがわかると思います。これをもう少し引っ張りあげると、竪樋は簡単に外れます。その際、勢いよく引っ張りあげてしまうと、雨どいとの結合部を破損してしまう恐れがありますので、ゆっくり持ち上げて、被せてあるギリギリのところですぐに外しましょう。

4:軽く叩いてみる
詰まっていそうな場所を、外から軽く叩いてみてください。その振動で、詰まっていたゴミと水が一気に出てくる場合があります。その際はトントンと軽く叩いてくださいね。あまり力を入れてしまうと竪樋を破損してしまいますので気をつけてください。一般的に、上部50センチまでの間に落ち葉やゴミが詰まっていることが多いです。

5:棒を差し込んでみる
長い棒やトングなどがあれば、上や下から差し込んでみましょう。近い場所に詰まりがあれば、これで詰まりが解消されます。長く硬い針金があれば、先端に布やスポンジをしっかりと巻きつけ、布のついていない方を竪樋の上部から差し込み、下から出るまで下ろしたら、その先端を引っ張ってゴミを絡め取ります。何回か繰り返して、上から水を流してみて様子を見てみましょう。

6:専用の掃除器具を使う
それでも改善しない場合は、専用のパイプ掃除器具を使ってみましょう。ホームセンターブラシの付いたワイヤーなどのお掃除グッズが売られています。このタイプは台所や洗面所の排水パイプなどでも利用できますので、他の詰まりの時にも活躍するので便利です。

大きな詰まりが取れたら、ホースなどでパイプの内側に付着している物を綺麗に洗い出しておくとよいでしょう。接合部の網に破損がないか確認し、あれば新しいものに交換しておくだけでも、詰まり防止に効果的です。雨どい全体に被せる落ち葉よけネットなどもホームセンターで販売されていますので、落ち葉の多い場所では、これらを取り付けると落ち葉詰まりが防止できます。

注意

高所での作業も伴いますので、防護措置を十分にした上で掃除を行ってください。思わぬ怪我や破損の原因となるので気をつけてくださいね。脚立やはしごを使って高所に上る場合は、接地面を平らに、ぐらつかないのを確認した上で上りましょう。一人、支えてくれる人がいれば安心ですね。作業が困難だと感じた場合は、決して無理をせず、専門の業者に修理を依頼するようにしましょう。

まとめ

通常、そこまで頻繁に竪樋の掃除をしなくても、雨どいとの接合部分にある網によって、ある程度の落ち葉はせき止めてくれます。
しかし、落葉樹が多い場所にお住まいの場合、雨どい、竪樋の詰まりにとても悩まれている方も多いと思います。雨どいの掃除が追いつかないほどの時は、落ち葉が竪樋に入り込まないようにする落ち葉詰まり防止装置も販売されているので、検討してみるのもいいかもしれません。

ブラシも通らないくらいがっちりと固まってしまった詰まりは、素人が掃除するのは大変です。高所での作業で危険も伴いますので、そんな時は無理をせず、プロの業者にお願いしましょう。

落ち葉の季節の後など、時期を決めて定期的に雨どいのチェックと掃除をしていれば、業者を呼ぶほどの詰まりになる前に改善できるので、定期的なチェックを心がけると安心ですね。

その際、屋根のチェックも同時にしてみるのをおすすめします。通常、なかなか見ることのすくない雨どいや屋根ですが、せっかく雨どいで高所のチェックをしたのであれば、屋根も同時に見てみてください。
塗装の色が褪せていたり、つなぎ目が浮いているように感じる箇所はありませんか?
塗装の色あせは、外見だけの問題ではなく、屋根の防水性が薄れている証拠です。屋根塗装にはどうしても経年劣化があり、放っておくと、雨漏りの被害や、柱の腐食につながり、家の寿命を縮めてしまいます。

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雨といも屋根も、定期的にチェックして適切なメンテナンスをし、大切な我が家をキレイに長持ちさせましょう。

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