【屋根馬】ってご存知ですか?
BSのアンテナなどを工事したことがある方は、聞いたことがあるかもしれません。
この屋根馬、実はテレビの映りに多いに影響する大事な部分なんです。
今後も修理などが必要になる場面も多く出てくるかと思いますので、ぜひこの記事を参考になさってくださいね。
目次
1. 屋根馬とは
屋根馬とは、テレビ用のアンテナなどを屋根の上に設置する際、その下つけられる、アンテナの台座です。ルーフベースと呼ばれることもあります。
2. 屋根馬の役割
屋根馬は、アンテナを固定し、設置面が平らではない屋根に固定するための補助の役割をします。屋根馬があることで、しっかりとアンテナを固定でき、風などに耐える設置が可能となります。
3 .屋根馬の種類
屋根馬には用途に合わせて種類がありますのでご紹介いたします。
3-1. テレビ用の屋根馬
一般に広く使用されている、地デジやBS、CSなどのテレビ用のアンテナをつけるための屋根馬です。普及率が高いので価格も1,000円〜と安くすみます。
3-2. アマチュア無線用の屋根馬
アマチュア無線用のアンテナの屋根馬は、しっかりとした作りですが、需要も少ないため価格も5万円前後と高価なものが多いです。
4. 屋根馬の選び方
特に海よりで塩害を受けやすい地域の方は、溶融亜鉛メッキや錫合金メッキ仕上げなど、サビに強い屋根馬を選択されると長持ちするでしょう。
5. 屋根馬の設置方法
屋根馬、およびアンテナの設置は、屋根の形状に左右されることが多いです。ここでは屋根の形状や用途ごとの屋根馬の設置方法についてご紹介致します。
正しく設置しないと、すぐにアンテナがずれてしまって、テレビの映りが悪くなります。設置には信頼できる業者を選びましょう。
5-1. 屋根上設置
切妻屋根や寄棟屋根の場合は、屋根上設置が可能です。よく見る一般的な屋根馬設置方法です。
屋根馬の上にアンテナを設置し、ステーと呼ばれるアンテナ用の金具に支線をつけて屋根に固定します。ものにより、3方支持と4方支持の形があります。
屋根の上なので、強風などで被害を受けた場合、自力で修理は危険なので、業者に頼むのが良いでしょう。
5-2. 壁面設置
片流れ屋根などの特殊な屋根の場合は、屋根上に屋根馬を設置することが困難です。
その場合には壁面に固定器具を取り付けて設置することになります。屋根上と同じく修理はプロに頼むのが賢明でしょう。
5-3. ベランダ設置
ベランダに設置場所が確保できて、電波の受信状態もクリアしていれば、ベランダに設置することもできます。利点として、取り付ける際に危険な目に遭いづらく、受信上のトラブルの際もベランダなので簡単に直せます。
6. 電波の電界強度
アンテナを設置する際には、設置するエリアの「電界強度」を把握する必要があります。
電界強度とは電波の強さを意味する言葉ですが、基本的に電波塔に近い地域ほど電波が強く、遠くなるほど電波は弱くなります。
しかし、近隣の建物の影響なので変わってきますので、自分の家の電界強度がどの程度なのか知ることが大切です。
具体的な数値は、プロの業者でないと測定できませんが、ここではご自分でも対応できる判断の方法についてご紹介致します。
6-1. 近所の家を確認する
すでにアンテナを設置されている近隣の家のアンテナを確認してみましょう。電波が強めの地域であれば、小さめなアンテナを多く見かけるはずです。
反対に、電波が弱い地域では、比較的大きいアンテナが目につくはずです。参考にしてみましょう。
6-2. 近所の家電量販店に聞く
テレビ購入と同時に設置を検討される際などには、近所の家電量販店に問い合わせてみる方法もあります。
近隣の地域への設置も多く行っているはずですので、参考になるかもしれません。
ここで注意したいのは、店員によっては知識が乏しく、曖昧なまま工事を勧めてくる店員もいますので、十分に気をつけてくださいね。
実際に屋根馬に取り付けるアンテナは、受信状況によってもアンテナの種類やベストな取り付け方が変わるので、どの設置方法が最適なのかは業者に診断してもらう必要があるでしょう
もし訪問販売や、無料で電波を測定しますと謳っている業者には絶対に依頼してはいけません。あとから無理やり工事を取り付けられる被害も報告されています。
7. アンテナ選び
アンテナは、電波に見合った性能のものを選ぶことが重要です地デジアンテナで通常利用されているのはUHFアンテナであり、その種類は大きく分けて3つあります。
7-1. 八木アンテナ
一般家庭で最も普及しているタイプのアンテナで、八木秀次という人が発明した事から「八木アンテナ」と呼ばれています。
電波の強弱どちらでも対応することができ、性能的には万能なアンテナですが、もともとの大きさがあるタイプのアンテナなので、見栄えが少々悪いのがデメリットです。
7-2. 平面アンテナ
最近売り出されている平面アンテナは、小型化されていて、家の壁面やベランダなどの狭い場所にもポールを立てる必要なく設置できるため好評ですが、電波が弱い地域などには不向きになります。八木アンテナの性能には到底敵わず、用途に制限があるのも事実です。
7-3. 室内用
アンテナの形は極小で、部屋の中に設置が可能です。
主に、ワンセグなどの電波を利用するタイプが多くみられます。数千円程度で販売されている商品もあり、室内に置くだけなので、工事費を抑えたい場合に選択されることが多いですが、地デジを視聴できるかの保証はありません。
よほど電波が強雨地域でない限り、安定した電波の受信は期待しないほうが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?屋根馬は屋根の一番高い箇所にあるので、風の被害を受けやすい場所でもあります。台風や強風で破損する可能性が非常に高いです。
もしも、屋根馬が破損してしまったら、早めに修理しましょう。
その際、もし火災保険に加入されていたら、ぜひ確認していただきたいことがあります。
それは「風災補償」の有無です。
もしアンテナや屋根馬の破損が風災被害として認められれば、実質0円で修理できるかもしれません。
せっかくですから、この機会にぜひご確認くださいね。
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