住宅の屋根の構造と劣化症状

屋根の構造

屋根の構造屋根の葺き替え工事を検討していて、見積もり書を確認すると”野地板の補修”や”ルーフィング”など一般的にあまり聞きなれない用語に出くわすことになります。

屋根の修理に必要な補修というところまでは理解できますが、その補修が屋根のどの部分の補修なのかは、素人の方では分かりづらいですよね。

そこで、この記事ではこれから屋根のリフォームを検討していらっしゃる方を対象に、屋根の基本的な構造について詳しくお伝えさせて頂きます。

屋根の基本的な構造を理解することで、見積書の項目を正しく理解できるだけではなく、必要な工事をしっかりと把握することができるので是非参考にしてみてください。

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屋根の基本構造

まず初めに、上記の画像を御覧ください。

上記の表からもご理解いただけるとおり、屋根の基本的な構造として、「垂木(たるき)」、「野地板(のじいた)」、「ルーフィング」の3つの部材の上に、瓦やスレートなどの屋根が乗る、3構造で構成されています。

基本的にスレートや瓦、金属でもその屋根の構造は同じです。

垂木

屋根の一番高い箇所(棟)から下方向(軒先)にかけて張られる屋根の土台となる下地です。

横方向に45cm間隔で取り付けられます。

野地板

垂木の上に瓦を設置する垂木を設置します。一般的にこの野地板は9mmまたは12mmの厚さのコンパネ板が使用されます。

ルーフィング

ルーフィングとは野地板の上に設置される防水シートです。

このルーフィングには種類があり、一般的に普及しているのは、アスファルトルーフィングと呼ばれるものです。

このルーフィングの役割は屋根内部への雨漏りの侵入を防止する役割があり、経年劣化で防水シートが劣化することで雨漏りの原因になることが多いです。

一般住宅の屋根材の設置構造

ここからは瓦屋根やスレート瓦、トタン屋根の屋根の構造について詳しく解説します。

瓦屋根の構造

基本的に瓦は固定せずに、屋根に乗せているだけの構造でしたが、現在は地震や突風などの影響で瓦がズレないように釘止めするのが通常です。

スレート瓦屋根の構造

スレート屋根はステンレスの釘を野地板に打ち付けて固定をされています。

屋根上部の棟の包み板はステンレス性のビスで固定し、風や雪の耐性を強化しています。

トタン屋根の構造

トタン屋根で最も一般的な「瓦棒葺き」について説明します。

瓦棒葺きとは屋根の最頂部(棟)から軒先にかけて、心木と呼ばれる、トタンを固定する木材を設置します。

この心木と呼ばれる木材にスクリュー釘を打ち付けトタンを固定します。

屋根の構造で修理が必要な事例

屋根の表面が歪む

野地板が水分を含み腐食してしまうと、屋根が大きく波打ったように歪んでしまうことがあります。

こうなった場合、いくら雨漏り修理をしても別の箇所から次から次へと、雨漏りが発生するので、必ず野地板を交換するようにしましょう。

軒先が下がっている

軒先が下がってしまう原因は野地板を設置している垂木に原因があります。

雨漏りなどで垂木に水分が含まれ、垂木自体が腐食をしたり、冬場などで冷凍と解凍を繰り替えされることで垂木の強度が弱まります。

その強度が弱まった状態で積雪などの大きな圧力が加えられることで、のきが下がってきてしまいます。

このようような状態になってしまった場合、垂木から全ての屋根の構造を交換する以外方法はありません。

複数の箇所から雨漏りをしている

ルーフィングの経年劣化が進み、防水シートが痛み始めると、複数の箇所から雨漏りをするようになってしまいます。

このケースの場合は、新しいルーフィングを敷き直すことが不可欠です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

屋根の構造を理解することで、屋根の葺き替え工事やカバー工法の際に、どのような工事をやるのかイメージが湧きやすいと思います。

しかし、どんなにあなたが屋根について正しく理解をしていても実際に工事をするのはリフォーム業者です。

リフォーム業者のスキルや技術によって工事の品質も変わってきてしまいます。

その中で、適切な工事を行うためには屋根の修理に特化した専門業者に工事を依頼することが重要です。

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