寒冷地の凍結にも負けない強い屋根材はやはり瓦なのか?

凍結した瓦

1.寒冷地の厳しい寒さにも耐えられる、凍結に強い屋根材とは何だろう?

雪の多い季節、特に2月は屋根材の凍結に注意が必要です。

現在は瓦屋根、スレート屋根、金属屋根など様々な屋根材がありますが、どの屋根材も凍結する事で劣化してしまいヒビ割れの原因となってしまいます。

今回は凍結してしまう様な寒冷地でも耐えられる屋根材についてお伝えしていきます。

 

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2.凍結すると屋根材はどうなるのだろう?

屋根材にはそれぞれ吸水率というものがあり、その吸水率が高い程、水分含有量が多くなります。

この水分が凍結により氷となり、屋根材の体積を膨張させていきます。

その後、融解と凍結を繰り返してヒビ割れや経年劣化を早める原因を作ってしまうのです。

 

3.寒冷地にお勧めの屋根材とは何だろう?

寒冷地の凍結によるヒビ割れなどを抑える為に、寒冷地には耐寒性の優れた屋根材を選ぶのが良いでしょう。

それでは非常に耐寒性に優れたお勧めの屋根材をお伝えしていきます。

 

3-1.三州瓦

日本最大の生産量を誇る日本三大瓦の1つです。

三州瓦とは、愛知県西三河地方の旧国名三河を意味する三州に由来します。

良質な粘土が豊富なこの地域は、以下の様な事から粘土瓦の産地の中で最も成功して、繁栄してきた地域なのです。

  • 日本の中心付近であるという好立地な事と、国内でも随一の産業圏にある事でトラックの帰便の活用により運送コストを低く抑える事が出来た為。
  • 原材料である粘土の調達が容易だった為。
  • 原材料業者や設備業者など協力業者が多く集まった為。

三州瓦は、こうした生産に適した環境を背景に高い意匠性や屋根材としての幅広いバリエーションが評価され今では愛知県や東海地方に留まらず全国で使われる様になったのです。

全国的に有名な粘土瓦は三州瓦の他にも島根県の石州瓦や兵庫県の淡路瓦などもあり、それらを総称して三大瓦(日本の瓦の三大産地)と呼ばれています。

 

3-2.ローザー金属瓦

先進のテクノロジーから生まれた10層構造の金属瓦です。

中心のガルバリウム鋼板の上下に、10層にわたり金属を重ねた金属瓦です。

ローザー金属瓦は世界的なルーフィングシステムとして、軽量で品位のあるデザイン、自然と調和する外観で建物をより美しく演出してくれます。

ローザー金属瓦は強風や雨、暑さや寒さにも耐えられる様に設計されています。

水平に連結し、重ねて固定していく構造となっている為、傾斜度12度~90度 (勾配 2寸5分~矩勾配)の屋根に対応する事が可能です。

又、取扱いも簡単で、新築時はもちろん、リフォーム時にも最適で建物の安全を確実に守ってくれます。

通常の金属系屋根材とは違い遮音性も高く、雨音も殆ど吸収しますので雨の日でも静かに快適に過ごせます。

ローザー金属瓦は優れた耐久性と長い寿命、低いランニングコストで世界中で幅広く使用されている非常に経済的なルーフィングシステムです。

メーカーの赤錆30年保証も付いており、まだ認知度は低いですが、かなり優秀な屋根材と言えます。

 

3-3.セラムシリーズ

三州瓦の種類でありながら、計量化とコストパフォーマンスに重点をおいた平板瓦です。

三州瓦の機能性はそのままに、より手の届きやすい屋根材として発展したものです。

デザイン性にも優れています。

 

3-4.自由選択屋根瓦ヴァール

高い耐震性、耐寒性、耐久を併せ持ち、古来より日本の家を守ってきたのが瓦です。

自由選択屋根瓦ヴァールは、その様な粘土瓦の特性を活かしたまま洋風建築にもフィットする自然の風合いを活かしたアースカラーのルーフスタイルです。

建物の造りに合わせて瓦のデザインを自由に選択出来るのが、この瓦一番の特徴であり和洋どちらの建物にも対応出来る様になっています。

見た目はハイセンスな西欧風でも、ベースは四季の移ろいがはっきりしている日本において欠かす事の出来ない、断熱性、通気性、防火性、耐火性、耐久性等、様々な機能性を備えた粘土瓦を採用しています。

全11色のカラーバリエーションをあなた次第に自由に組み合わせる事で、世界にたった1つだけのオリジナルな屋根を作る事が出来ます。

自分の感性やこだわりを大切にしたい、そんな方にお勧めです。

三州瓦の系統に属しているので耐寒性はもちろんの事、その他の機能性にも大変優れています。

3-5.GCMセラミック瓦

INAXと瓦の製造メーカータムテックが共同開発したとされるセラミック瓦です。

陶磁器系セラミックならではの光沢感もありつつ、しっかりとした耐寒性や機能性を併せ持っています。

例えば、氷点下30℃にもなる寒冷地の北海道では、従来の瓦のデメリットでもある凍害の発生も見られずに高い断熱性と耐寒性を発揮出来ます。

又、気候条件の異なる沖縄では、南国特有の強い紫外線や暴風雨、塩害から建物を守ってくれ、美しい光沢も保てます。

又、オーダーメイドで色や形を作る事が可能です。

和洋どちらの建物にも対応出来る様になっています。

シンプルでモダンな建物にも合わせる事が出来るマルチな瓦です。

 

まとめ

寒冷地では、金属屋根のシェア率が約70%を占めていると言われていますが実際は金属屋根だけではなく瓦も非常に高い効果を発揮する様です。

以前まで瓦はその重量やデザイン性やコスト面で疎遠されていましたが現在では瓦の技術も高まり、軽量化が進み、今後はコスト面でもかなりの改善が期待出来るでしょう。

もしかすると、瓦が金属屋根のシェア率を上回る日も近いかも知れません。

寒冷地の皆さん、ぜひこの機会に凍結に強い屋根材を検討してみたらいかがでしょうか?

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